りそな銀行の法人口座開設は厳しい？住信SBIネット銀行の審査に落ちる理由

私は会社の代表者をしていますが、法人口座として初めて開設したのは楽天銀行でした。その後、埼玉りそな銀行、三菱UFJ銀行、住信SBIネット銀行の口座も開設しました。

三菱UFJ銀行や三井住友銀行にもダイレクトバンキングがあるので、ネット銀行を選ぶメリットはあまりないのかもしれませんが、都市銀行よりも法人口座の開設審査が甘いと言われています。

昔と比べ法人口座の開設が難しくなっています。特にネット銀行は怪しい会社に使われる事も多いため、審査が厳しくなりました。

最近は法人口座もWeb申込ができますが、一次審査を通過した時点で来店して二次審査を受けるので、始めから銀行窓口へ行ってもいいと思います。

私が利用している埼玉りそな銀行、三菱UFJ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行の法人口座についてご紹介します。

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りそな銀行の法人口座開設

私が2つ目の法人口座として開設したのが、埼玉りそな銀行です。法人の住所をバーチャルオフィスから埼玉県のマンションに移転して申し込みました。

埼玉りそな銀行（旧あさひ銀行）は地方銀行でしたが、2002年にりそなグループに入りました。

私は事務所が埼玉県にあったので埼玉りそな銀行でした。埼玉以外のりそなグループの金融機関では、りそな銀行や関西みらい銀行があります。

りそな銀行や関西みらい銀行でも審査基準は変わらないはずです。

りそな銀行は都市銀行の中では審査が甘いと言われている金融機関です。5日ほどで口座開設できました。

書類を提出し仮審査を受けて、2日後に仮審査通過の連絡が来て、銀行へ行き申込み手続きを行い開設しました。

※埼玉りそな銀行は地方銀行的な位置づけもあるので、りそな銀行とは審査基準が異なる可能性があります。

りそな銀行の必要書類

必要書類

• 法人の印鑑証明書（発行後3ヶ月以内のもの）
• 履歴事項全部証明書（発行後3ヶ月以内のもの）
• お取引担当者の方の本人確認資料（有効期限内のもの）

都市銀行で法人口座開設の必要書類が最も少ないのがりそな銀行だと思います。三菱UFJ銀行では、沢山の書類を提出することになりましたが、りそな銀行はあっさりしています。

申込みから2営業日後に審査に通ったとの電話連絡があり、その後、銀行窓口で申込み手続きを行い口座が開設できました。

Web申込では、一次審査に5営業日、二次審査に5営業日ほどかかるようです。

住信SBIネット銀行の法人口座開設

住信SBIネット銀行の法人口座は株取引のために開設しました。SBI証券を利用していると住信SBIネット銀行から即時入金できるので便利です。

住信SBIネット銀行は2週間で口座開設できました。書類を郵送してから1週間ほどで「手続き完了およびカード配送のお知らせ」メールが届き、そこから1週間ほどでカードが届きました。

条件を満たしていればオンラインで口座開設できるようになっており、法人オンライン口座開設なら最短翌営業日の開設も可能です。

住信SBIネット銀行は初めて法人口座を持つ人におすすめの銀行です。必要書類が少なく口座開設も早いので創業間もない会社にも向いています。

SBI証券の法人口座で株取引をしている人は、住信SBIネット銀行の口座があると普通預金口座からダイレクトに証券口座にお金を移動できるようになります。

住信SBIネット銀行の必要書類

必要書類

• 口座開設申込書
• 本人確認書類
• 法人番号指定通知書または法人番号公表サイトの画面印刷

住信SBIネット銀行の法人オンライン口座開設では、登記簿謄本や印鑑証明書が不要で、届出印の手続きも必要ありません。

住信SBIネット銀行では法人番号指定通知書も必要になります。通知書がない場合は「法人番号公表サイト」の画面を印刷した紙でもOKです。スマホの画面で法人番号公表サイトを見せるだけではNGです。

定期預金口座の開設のときにはどこの銀行でも法人番号指定通知書が必要になると思います。

住信SBIネット銀行の法人口座開設審査に落ちる理由

住信SBIネット銀行の法人口座は、必要書類も少なく法人口座の中では開設しやすいと言われています。法人設立1年目でネット事業の会社でも開設できます。

他行の口座を持っている状態なら比較的簡単に審査に通りますが、1つ目の銀行として審査を受けると落ちる場合もあります。

法人口座の審査に落ちる理由

• 法人設立直後で信用がない
• 補足資料が提出できない
• 会社の事業に問題がある
• 代表者の信用状態に問題がある
• 他行の審査にも全て落ちた

口座開設の審査に落ちた理由は教えてもらえませんが、法人自体の問題ではなく代表者が原因で審査に落ちることもあります。

住信SBIネット銀行の審査に落ちた場合は、他のネット銀行やメガバンクの審査に通るのは難しいので、地方銀行や信用金庫の法人口座を狙って見るのがよいと思います。

三菱UFJ銀行の法人口座開設

私が初めて口座開設したメガバンクが三菱UFJ銀行です。三菱UFJ銀行は、5日ほどで口座開設できました。

メガバンクの法人口座も欲しかったので、りそな銀行と同じ日に近くにあった三菱UFJ銀行で申込みました。

申込みから3営業日後に電話連絡が来て、審査に通ったことを告げられ、すぐに開設できました。

みずほ銀行や三井住友銀行でも良かったのですが、使い慣れている三菱UFJ銀行にしました。後から聞いた話では、みずほ銀行や三井住友銀行の方が開設しやすいようです。

メガバンクの法人口座開設は支店によっても対応が異なります。口座開設の際に税務署の調査が入るようで、支店によっては審査が厳しくなります。

三菱UFJ銀行の必要書類

必要書類

• 履歴事項全部証明書（発行から６ヶ月以内）
• 法人の印鑑証明書（発行から６ヶ月以内）
• 取引担当者さまの「公的な本人確認資料」

必要に応じて提出する書類

• 会社案内、製品、パンフレット、お取引さま向けご提案書、見積書、注文書、仕様書等
• 事業の実施自体に各行政機関等の許認可・届出・登録等が必要な業種の場合は完了済であることを確認できる資料（法人名義にて有効期限のもの）
• 実質的支配者を確認できる資料（実質的支配者リストの写し、株主名簿、有価証券報告書、本人確認書類等）

私の場合は、3点の書類だけでは足りずに、「他の法人口座の取引明細書や請求書、領収書、法人設立届出書」などを提出しました。

小さな会社や事業内容がわかりづらい会社の場合、書類が多ければ多いほど審査に有利とのことで、他にも定款や自社サイトのキャプチャなどもあると良いようです。

三菱UFJ銀行では、申込みの際に色々と質問も受けました。インターネット関連企業で設立後間もなかったので怪しまれたのかもしれませんが、審査が厳しい印象を受けました。

楽天銀行の法人口座開設

私が初めて法人口座を開設したのが楽天銀行です。楽天銀行は、申込みから10日ほどで口座開設できました。

口座開設完了のお知らせが来てから1週間ぐらいして、会社と申込者の自宅に開設書類が届きます。

楽天銀行なら怪しい仕事でなければ高確率で法人口座が開設できるはずです。

2017年頃から楽天銀行の法人口座開設も難しくなっているという話を聞きますが、初めての法人口座は楽天銀行か住信SBIネット銀行がおすすめです。

申込みから数日で口座開設のメールが届き、1週間ぐらいで会社と自宅に開設の書類が届きます。会社と自宅の両方で書類を受け取れないと開設できません。

楽天銀行の必要書類

必要書類

• 法人ビジネス口座開設申込書
• 法人ビジネス口座開設申込委任状兼実質的支配者に関する届出書
• 履歴事項全部証明書※発行より6ヶ月以内
• 口座管理者の本人確認資料
• 事業実態について確認できる書類

これらの書類は、楽天銀行の法人口座を開設する際に必ず提出する書類になります。

バーチャルオフィスでも開設可能

私はインターネット関連の企業を経営していますが、会社設立後2ヶ月で登記簿上の会社住所がバーチャルオフィスでも楽天銀行で開設できました。

書類は転送不要の簡易書留郵便なので、バーチャルオフィスの場合は、近くの郵便局に転送してもらい受け取るのがよいと思います。その際に、印鑑、本人確認書類、社員証または委任状が必要になります。

バーチャルオフィスだと、メガバンクや都市銀行での法人口座開設はかなり難しくなります。バーシャルオフィスの人は、ネット銀行や地方銀行、信用金庫がおすすめです。

事業実態の確認資料とは

提出書類の中で気になるのが事業実態の確認資料だと思います。私は、税務署宛の「法人設立届出書」を提出しましたが、現在は法人設立届出書では認められないようです。

事業実態の確認資料	内容
ホームページアドレス	ホームページ内で、法人名・法人格・連絡先等確認できない場合、別途資料が必要
許認可・登録・届出	営業許可書・美容院検査確認証・宅地建物取引業者免許証等
発注書、納品書、請求書	自社発行でなく、貴社宛のもの
各種契約書	業務委託契約書、売買契約書、媒介契約書等、本業に関わる契約書
その他取扱商品確認資料	取扱商品・取引内容が確認できる資料

自社サイトがある企業は申込画面で自社サイトのURLを提出すればそれで完了です。サイト内に取扱商品や取引内容、法人名、連絡先などが書かれている必要があります。

自社サイトがあっても設立6ヶ月以内の会社は上記資料が必要になります。住所がバーチャルオフィス・レンタルオフィスの場合も上記資料が必要です。

楽天銀行法人口座を長年使ってみた感想

楽天銀行の法人口座は、2014年に口座開設して今でも売上の入金先や給与の振込口座として使っています。

長年使ってみて特に不便に感じたことはありません。以前は、半年ごとにログインパスワードを変更するのが手間でしたがそれもなくなりました。

ログインパスワードは同じものが利用できて、振込の際にはワンタイムパスワードを入力します。

楽天銀行法人ビジネス口座の良い所

楽天銀行法人口座のポイント

1. 口座開設が楽
2. セキュリティがしっかりしている
3. 振込みが便利
4. 取引履歴明細書が確認できる
5. 口座維持手数料が無料

口座開設が楽

楽天銀行の法人口座はネット上から申し込むことができます。

申込みから数営業日で、開設の可否連絡がメールできます。開設OKになった場合、数営業日で会社と自宅の住所に確認書類が届きます。申込みから開設までに1週間ほどです。

会社と自宅の両方に送られてくる書類の受け取りが必要になります。書類は転送不要の書留で届くので、書留が受け取れないバーチャルオフィスの場合は、郵便局での受け取りにしましょう。

セキュリティがしっかりしている

三菱UFJ銀行やりそな銀行では、法人口座のダイレクトバンキングの利用を開始するのも大変です。

楽天銀行はネット銀行なので、ダイレクトバンキングしかありません。ネット銀行は不正利用等で怖いイメージがあるかもしれませんが、セキュリティがしっかりしているので怖くありません。

ネット銀行のメリット

• 新規振込時にはワンタイムパスワードの入力が必要
• 振込口座の登録にはワンタイムパスワードの入力が必要
• IP制限サービスやログイン制限サービスの設定が可能
• 振込限度額の設定が可能
• カードの引き出し限度額、引き出し可能時間、ATMの設定が可能

ネット銀行はログインIDとパスワードが分かってしまうと、簡単に利用可能ですが、お金を振り込むのは簡単ではありません。

新規振込先や新規振込先登録時にはワンタイムパスワードが必要なので、そのメールアドレスを利用している人しか振込みができません。（最近は、ワンタイムパスワードを無効化するウイルスがあるようなので、パソコンのウイルス対策はしっかりしておきましょう）

振込限度額設定を低くしておけば、万が一不正利用された時でも最低限の被害で済みます。

楽天銀行はカード発行する事も可能ですが、特に現金を引き出す予定がなければカードは作らなくても大丈夫です。カードを作る場合でも1日の引き出し限度額設定により、セキュリティが保てます。

IPアドレス制限をかけておけば特定のパソコンからしか利用できなくなります。ログイン制限サービスでは、通常のログイン認証以外にワンタイム認証を追加することもできます。

毎月おまかせ振込予約が便利

法人口座の場合、従業員の給料の振込みや得意先への振込み、家賃の振込みなどがあると思いますが、毎月決まった額を振り込む場合、「毎月おまかせ振込予約」が便利です。

私も、役員給与や従業員給与、家賃の支払いに毎月おまかせ振込予約を利用しています。他の銀行のダイレクトバンクにもある機能かもしれませんが、この機能の為に楽天銀行を使っている人も多いようです。

毎月おまかせ振込予約では、振込日を指定することができます。振込みが土日祝日の場合に、前営業日に振り込むか、翌営業日に振り込むかを選ぶこともできます。

給与の場合、前営業日に振込みたいですが、得意先からの入金を待ってから振込みたい場合などは、翌営業日を使うこともあります。

取引履歴明細書が確認できる

楽天銀行に通帳はありませんが、入出金明細はネット上で確認することができ、PDFやCSVファイルとして出力する事も可能です。

過去2年分のPDFが確認できるようになっています。

楽天銀行の取引履歴明細証明書をPDFで出力するとこのようになります。PDFには透かしが入っています。

過去1年以上さかのぼって確認することもできるので、通帳が無くても大丈夫ですが、念のため1年に1度は履歴を印刷しておくのが良いかもしれません。

法人口座申込時の必要書類

必要書類

• 登記簿謄本
• 本人確認書類
• 印鑑証明書
• 法人番号指定通知書

申し込む金融機関によっても必要書類が変わってきます。

会社の登記住所がバーチャルオフィスの場合、追加書類を求められる事が多いです。

補足資料

• 事業実態について確認できる書類（会社案内、製品、パンフレット、見積書、顧客への提案書等）
• 法人の事業実施に許認可、登録または届出が必要な業種の場合、当該手続きが完了していることを証明する書類（例：金融商品取引業登録）
• 国税または地方税の納税証明書もしくは領収書（発行日から6ヶ月以内のもの）
• 税務署宛「法人設立届出書」（税務署受付印が押印されたもののコピー）

ネット銀行だと法人口座の審査が甘いというわけではありません。地方銀行や信用金庫のほうが開設しやすいという話もあるので、ネット銀行の審査で落ちた場合には、地銀や信金に申込みしてみましょう。

地方銀行や信用金庫もオススメ

後で知ったことですが、地方銀行や信用金庫では法人口座開設も難しくないようです。特にこだわりがないのなら、都銀ではなく地銀や信金がオススメです。

小さな企業で借り入れなどを考えている場合、関係性を築きやすい地銀や信金の方が借りやすいです。地域密着型の信金と関係を作っておくことで困った時に助かります。

メガバンクとの関係を築くには、最低でも年商50億円以上という話も聞きます。中小企業がメガバンクの法人口座を持っていても特にメリットはないので、小さな銀行をメイン銀行にするのがよいと思います。

私が使っているカードローン

プロミスのおすすめポイント

• 原則、勤務先への電話確認なし
• 最短3分で融資
• カードレス契約も可能
• 原則24時間最短10秒で振込融資
• 学生アルバイトでも借りられる
• クレジット機能付きのプロミスVisaカードあり
• SMBCグループ

プロミスで借りる

※審査結果によっては電話による在籍確認あり
※申込時間や審査により希望に添えない場合あり

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運営者情報

会社名	株式会社アルビノ
代表者	竹内潤平
住所	〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-3-13　西新宿水間ビル6階
電話番号	03-6914-6178 ※電話対応はしていません。
お問合せ	メールフォーム
設立	2014年10月20日
資本金	1000万円
事業内容	Webマーケティング支援 ライフプラン・コンサルティング メディア運営
主要取引銀行	三菱UFJ銀行 住信SBIネット銀行
法人番号	7011101071501
本社所在地	〒176-0012 東京都練馬区豊玉北4-4-5
インボイス登録番号	T7011101071501