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株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。現在は消費者金融3社、銀行カードローン3社の契約あり。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。

アコム・プロミス・アイフルの利用者数

アコム、プロミス、アイフルの利用者数は?

2023年3月時点の消費者金融の利用者数ランキングは、1位がアコムで160.8万人2位がプロミスで148.2万人3位がアイフルで110.3万人です。

その他の消費者金融では、レイクが82.7万人、SMBCモビットが62.4万人です。

信用情報機関JICCのデータによると、消費者金融の利用者数は1,000万人を超えています。

2010年には1,400万人以上いたので、昔と比べると利用者数は減っています。

消費者金融系カードローンを利用する人は、どういった年齢層の人が多くて、みんないくらぐらい借りているのかが気になる人も多いと思うので、そのデータをご紹介します。

アコム
審査時間 最短20分
金利 年3.0~18.0%
借入限度額 1~800万円
無利息期間 最大30日間
在籍確認 原則なし

※原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施

プロミス
審査時間 最短3分
金利 年4.5~17.8%
借入限度額 1~500万円
無利息期間 最大30日間
在籍確認 原則電話なし

※申込時間や審査により希望に添えない場合あり
※審査の結果によっては電話による在籍確認が必要となる場合あり
※無利息期間の適用はメアド登録とWeb明細利用登録が必要

アイフル
審査時間 最短18分
金利 年3.0~18.0%
借入限度額 1~800万円
無利息期間 最大30日間
在籍確認 原則電話なし
アイフルの貸付条件

貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
利用限度額:800万円以内
※利用限度額が50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要(慎重審査)
遅延損害金:20.0%(実質年率)
返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
返済期間及び返済回数:1回の支払いにつき35日以内または毎月約定日払い
借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
※500万円を年12.0%(実質年率)で借りた場合
貸付対象者:満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、アイフルの基準を満たす方
※なお、お取引中に満70歳になられた時点で新たなご融資を停止させていただきます。 担保・連帯保証人:不要

※申込状況によってはご希望に添えない場合あり
※受付時間によっては振り込みが翌営業日となる場合あり
※無利息期間の適用は初めての方に限る
※利用限度額50万円超、または他社を含めた借入金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要

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大手消費者金融の会員数

2023年3月

消費者金融 会員数 男性 女性
アコム 1,608,410 1,140,719 467,691
プロミス 1,482,000 997,000 484,000
アイフル 1,103,545 745,892 357,653
レイク 827,000 不明 不明
SMBCモビット 624,000 不明 不明

※2023年3月期の有価証券報告書・決算補足資料

2022年3月

消費者金融 会員数 男性 女性
アコム 1,514,979 1,088,161 426,818
プロミス 1,395,000 952,000 442,000
アイフル 968,990 669,919 299,071
レイク 830,600 不明 不明
SMBCモビット 573,000 不明 不明

※2022年3月期の有価証券報告書・決算補足資料

消費者金融ではアコム、プロミス、アイフルの3つが大手です。アコムやプロミス、アイフルは有価証券報告書や決算資料の中で利用者数を公表しています。

アコムやアイフルは株式市場に上場していて、決算報告書や有価証券報告書の中で、「性別・年齢別・借入額別・年率別の利用者数」やその割合などを公表しています。

SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)は非上場企業ですが、決算資料を公開しており利用者数などの最新データも公開しています。SMBCモビットの利用者数は、SMBCコンシューマーファイナンスの資料に記載されています。

レイクは上場企業ではなく決算資料も出していませんが、SBI新生銀行の四半期データブックで利用者数などのデータを公開しています。

レイクの利用者数は、無担保ローン(レイク事業)として記録されているため、レイクとSBI新生銀行カードローン エルの両方のデータを合わせた数字だと思われます。

プロミス・アコム・アイフルの年間申込数

2022年4月~2023年3月

消費者金融 新規申込数 新規会員数
アイフル 942,902 301,183
プロミス 755,021 305,789
アコム 775,649 309,619

※2023年3月期の有価証券報告書・決算補足資料

2021年4月~2022年3月

消費者金融 新規申込数 新規会員数
アイフル 637,877 210,014
プロミス 557,521 216,300
アコム 554,955 233,458

※2022年3月期の有価証券報告書・決算補足資料

プロミス・アコム・アイフルの申込数は年間50万件以上、新規会員数は年間20万人以上です。

毎年20万人以上の人が新規会員になっていますが、解約する人や延滞により強制退会させられる人も多いので、純増数ではあまり増えていません。

2022年4月~2023年3月のデータでは、アイフルが最も申込数が多くなっています。アイフルは審査通過率が低いので、増加している会員数では3番目です。

アコムの利用者数や借入額

アコムの利用者数などは、有価証券報告書の中で最新データが確認できます。

男女比

性別 件数(件) 割合(%) 残高(百万円) 割合(%)
男性 1,140,719 70.9 644,920 79.8
女性 467,691 29.1 163,519 20.2

※アコム「2023年3月期有価証券報告書」

アコムの男女比率は、件数で見ると男性7割、女性3割ですが、残高で見ると男性8割、女性2割となっています。

男性よりも女性の方が借入残高が少ないので、残高基準にするとアコムの8割が男性になります。

男性の年齢

年齢 件数(件) 割合(%) 残高(百万円) 割合(%)
18~19才 3,899 0.2 342 0.0
20~29才 340,016 21.1 131,128 16.2
30~39才 271,839 16.9 156,653 19.4
40~49才 218,892 13.6 152,570 18.9
50~59才 185,687 11.6 139,751 17.3
60才以上 120,386 7.5 64,473 8.0
合計 1,140,719 70.9 644,920 79.8

※アコム「2023年3月期有価証券報告書」

アコムの男性の年齢で最も多いボリュームゾーンは、件数基準だと20代、残高基準だと40代です。

利用者数が多いのは20代で、借りている額が多いのは40代ということになります。

女性の年齢

年齢 件数(件) 割合(%) 残高(百万円) 割合(%)
18~19才 1,884 0.1 161 0.0
20~29才 146,807 9.1 42,894 5.3
30~39才 95,150 5.9 33,962 4.2
40~49才 89,281 5.6 34,618 4.3
50~59才 81,878 5.1 33,496 4.1
60才以上 52,691 3.3 18,385 2.3
合計 467,691 29.1 163,519 20.2

※アコム「2023年3月期有価証券報告書」

女性の年齢層は、20代から60代まで満遍なく借りていますが、20代がボリュームゾーンです。

借入額

借入額 件数(件) 割合(%) 残高(百万円) 割合(%)
10万円以下 276,582 17.2 17,643 2.2
10万円超
30万円以下
375,241 23.3 77,572 9.6
30万円超
50万円以下
507,930 31.5 219,630 27.1
50万円超 448,659 27.9 493,595 60.9
合計 1,608,412 99.9 808,441 99.7

※アコム「2023年3月期有価証券報告書」

アコム利用者の借入額の件数で最も多いのは、30万円~50万円です。

残高基準だと当然金額が大きいほうが割合も大きくなるので、50万円超の借入が最も多くなります。

利用者の4割が30万円以下の借入で、全体の7割が50万円以下の借入です。

借入利率

借入利率 件数(件) 割合(%) 残高(百万円) 割合(%)
年率10.0%以下 127,983 7.9 55,466 6.8
年率10.0%超
15.0%以下
355,575 22.1 379,932 46.9
年率15.0%超
18.0%以下
1,124,854 69.9 373,042 46.0
年率18.0%超
20.0%以下
年率20.0%超
合計 1,608,412 99.9 808,441 99.7

※アコム「2023年3月期有価証券報告書」

アコム利用者の借入利率は、件数で見ると約7割が年率15%~18%以下です。残高で見ると年率10~15%と年率15~18%が半々に分かれています。

プロミスの利用者数や借入額

SMBCコンシューマーファイナンスの決算補足資料の中で、プロミスの最新データが確認できます。

男女比

性別 人数 割合(%)
男性 997,000 67.3
女性 484,000 32.7

※SMBCコンシューマーファイナンス「2023年3月期決算補足資料」

プロミスの男女比は他の消費者金融と同様に、全体の7割が男性で3割が女性です。

年齢

年齢 人数 割合(%)
~29才 417,000 28.2
30~39才 361,000 24.4
40~49才 306,000 20.7
50~59才 248,000 16.8
60才以上 148,000 10.0
合計 1,482,000 100

※SMBCコンシューマーファイナンス「2023年3月期決算補足資料」

プロミスの男女合わせた利用者の年齢層です。現役世代である50歳未満の利用者が多いですが、全年代満遍なく利用していると言えます。

アコムやアイフルと比べて、60歳以上の利用者が多い気もします。大手消費者金融は74歳まで申し込めますが、60代の審査基準は消費者金融によって変わります。

※プロミスでは2022年11月7日より年齢制限が変更され、74歳まで申し込めるようになりました。

貸付残高

貸付残高 口座数 割合(%)
10万円以下 264,000 17.9
10万円超~30万円 318,000 21.5
30万円超~50万円 469,000 31.7
50万円超~100万円 220,000 14.9
100万円超 208,000 14.1

※SMBCコンシューマーファイナンス「2023年3月期決算補足資料」

30万円超~50万円以下が最も多いボリュームゾーンになっていて、全体の約3割を占めています。

アコムと同様にプロミス利用者の7割が50万円以下の借入です。100万円超の高額融資を受けている人も15%ほどいます。

貸付利率

貸付利率 口座数 割合(%)
15.0%以下 437,000 29.5
15.0%超~18.0% 1,044,000 70.5
18.0%超 0 0.0

※SMBCコンシューマーファイナンス「2023年3月期決算補足資料」

プロミス利用者の約7割が15.0~18.0%の年率で、3割が15.0%以下の年率になっています。

こういう分け方をすると実態が分かりづらいですが、15.0%以下には15.0%も含まれているので、15.0%未満で借りられている人は少ないでしょう。

新規利用者の年収

年収 人数 割合(%)
200万円未満 60,000 19.6
200万円~299万円 75,000 24.6
300万円~399万円 83,000 27.3
400万円~499万円 46,000 15.3
500万円~599万円 18,000 6.1
600万円~ 21,000 7.0

※SMBCコンシューマーファイナンス「2023年3月期決算補足資料」

プロミスに新規申込した人の年収です。他社借入がある人も含まれるので、初めてカードローンを利用する人の年収ではありません。

年収200万円未満でもカードローンで借りられますが、全体の2割の人が年収200万円未満というのは意外です。

消費者金融は低所得者の利用者が多いと思われがちですが、年収400万円以上の人も結構借りているのがわかります。

アイフルの利用者数や借入額

アイフルの利用者数などは、有価証券報告書の中で最新のデータが確認できます。

男女比

性別 件数(件) 割合(%) 残高(百万円) 割合(%)
男性 745,892 67.6 373,474 76.2
女性 357,653 32.4 116,622 23.8

※アイフル「2023年3月期有価証券報告書」

アイフルの男女比率は、件数で見ると男性7割、女性3割ですが、残高で見ると男性8割、女性2割となっています。

男性の年齢

年齢 件数(件) 割合(%) 残高(百万円) 割合(%)
20~29才 229,843 20.8 79,790 16.3
30~39才 186,708 16.9 96,203 19.6
40~49才 144,995 13.1 90,370 18.4
50~59才 117,663 10.7 75,186 15.4
60才以上 66,683 6.1 31,923 6.5
合計 745,892 67.6 373,474 76.2

※アイフル「2023年3月期有価証券報告書」

アイフルの男性利用者の割合は、件数基準だと20代が最も多いですが、残高基準では30代と40代が多いです。これはどこの消費者金融でも同じような結果になります。

女性の年齢

年齢 件数(件) 割合(%) 残高(百万円) 割合(%)
20~29才 115,099 10.4 33,392 6.8
30~39才 74,860 6.8 24,505 5.0
40~49才 73,520 6.7 25,996 5.3
50~59才 63,089 5.7 22,953 4.7
60才以上 31,085 2.8 9773 2.0
合計 357,653 32.4 116,622 23.8

※アイフル「2023年3月期有価証券報告書」

アイフルの女性利用者の割合は、アコムと同様に満遍なく全世代が借りているのがわかります。

借入額

借入額 件数(件) 割合(%) 残高(百万円) 割合(%)
10万円以下 247,898 22.2 11,192 2.2
10万円超
20万円以下
127,618 11.5 19,542 3.9
20万円超
30万円以下
137,511 12.3 35,318 7.0
30万円超
40万円以下
107,178 9.6 37,769 7.5
40万円超
50万円以下
214,510 19.3 100,236 19.9
50万円超
100万円以下
159,799 14.3 120,878 24.1
100万円超 109,031 9.8 165,158 32.9
合計 1,103,545 99.0 490,096 97.5

※アイフル「2023年3月期有価証券報告書」

アイフルの借入額で最も多いのは、10万円以下です。件数で見ると全体の2割は10万円以下の借入です。

借入利率

借入利率 件数(件) 割合(%) 残高(百万円) 割合(%)
年利15.0%以下 290,812 26.1 240,803 47.9
年利15.0%超
16.0%以下
3,778 0.4 2,091 0.4
年利16.0%超
17.0%以下
7,489 0.7 4,534 0.9
年利17.0%超
18.0%以下
795,547 71.3 240,190 47.8
年利18.0%超
19.0%以下
33 0.0 44 0.0
年利19.0%超
20.0%以下
47 0.0 58 0.0
年利20.0%超
21.0%以下
26 0.0 40 0.0
年利21.0%超
22.0%以下
205 0.0 226 0.1
年利22.0%超
23.0%以下
131 0.0 116 0.0
年利23.0%超
24.0%以下
199 0.0 153 0.0
年利24.0%超
25.0%以下
362 0.0 264 0.1
年利25.0%超 4,916 0.5 1,572 0.3
合計 1,103,545 99.0 490,096 97.5

※アイフル「2023年3月期有価証券報告書」

アイフルの借入利率別のデータはとても細かく分けられています。

知りたいのは年率15%未満で借りている人の割合ですよね。15%以下の中の多くの人が15%で借りているはずです。

貸付利率のデータを見ると現在でも年20%超の貸付残高が残っているのがわかります。今でも年20%超の金利で貸しているわけではなく、年20%超で契約した当時の口座がそのまま残っているような形だと思います。

改正貸金業法が施行されたことで、施行前に年20%を超える金利で貸していた顧客に対しても、年20%以下の金利にしなければいけなくなりました。

レイクの利用者数や借入額

レイクは新生フィナンシャルのカードローンですが、SBI新生銀行の決算資料の中でレイク事業に関するデータが確認できます。

公開されているのは男女の割合のみで、利用者数や件数、借入残高などの数値はわかりません。

男女比

性別 割合
男性独身 43.3%
男性既婚 33.3%
女性独身 13.3%
女性既婚 10.0%

※SBI新生銀行「2023年3月期四半期データブック」

レイクの男女比のデータは、独身と既婚に分けられています。予想通りではありますが、最も多いのは独身男性です。

年齢別

年齢 割合
30歳以下 19.2%
40歳以下 23.0%
50歳以下 24.2%
60歳以下 21.9
60歳超 11.7%

※SBI新生銀行「2023年3月期四半期データブック」

レイクの年齢別のデータは男女に分かれていませんが、全年代満遍なく利用しているのがわかります。

借入残高

借入残高 割合
10万円以下 2.3%
10万円超30万円以下 11.4%
30万円超50万円以下 27.5%
50万円超100万円以下 26.8%
100万円超 32.0%

※SBI新生銀行「2023年3月期四半期データブック」

レイクの借入残高別の利用者割合は、残高が多くなるほど割合が増えています。

10万円以下の割合が異様に少ないので、これは件数ではなく残高基準の割合だと思います。残高基準だとどこの消費者金融でもこのような割合になります。

借入利率

借入利率 貸付残高(10億円) 割合(
~15% 189.3 49.1
~18% 196.4 50.8
~20% 0.0 0.0
~25% 0.1 0.0
~29.2% 0.2 0.1
29.2%~ 0.0 0.0

※SBI新生銀行「2023年3月期四半期データブック」

レイクの借入利率は、件数基準なのか残高基準なのかがわかりませんが、15%以下の割合が多いです。

他の大手消費者金融のデータと照らし合わせると、おそらく残高基準なのでしょう。

年収別残高

年収 割合
200万円未満 9.9
200万円以上500万円未満 57.1
500万円以上700万円未満 18.9
700万円以上 14.1

※SBI新生銀行「2023年3月期四半期データブック」

レイク利用者の年収別残高は、200万円~500万円に偏っていますが、日本人の年収分布を見ると当然の結果です。

年収別のデータが見られるのは面白いですが、分け方がざっくりなので、200万円~500万円の人が半数以上というあまり意味のない数字になっています。

プロミスの年収分布と比べると、レイクの方が200万円未満の人が少なく500万円以上の割合が多いのがわかります。

プロミスの年収分布は新規申込者のものなので、既存会員のデータではありませんが、年収分布は新規でも既存でもあまり差はないと思います。

性別や年齢について

消費者金融に限らず銀行カードローンも男性ユーザーが多いですが、消費者金融は特に男性の割合が多くなっています。

件数で見ると、どの消費者金融も男性7割、女性3割の状態です。少しずつですが女性の利用者が増えています。

昔は消費者金融に怖いイメージを持っている人も多く、女性の利用者が少なかったので男性が8割以上でした。

貸付残高で見ると今でも男性の割合が8割を超えます。女性よりも男性の方が収入が多いので借入額も多くなります。

利用者の年齢については20代~60代まで満遍なく利用していることがわかります。

借入額について

件数で見た時に割合が多いのは、「30万円超50万円以下」や「50万円超100万円以下」の価格帯です。アイフルのように10万円以下の割合が多いところもあります。

利用者の6割~7割は、50万円以下の借入額です。消費者金融には総量規制があり、多くの人が給料に見合った借り方をしています。

100万円超はひとくくりにされているので、細かい価格帯別の割合はわかりませんが、100万円超全体では10%ほどとなっています。

100万円を超えるような高額な借り入れをしている人は少ないことが分かります。

残高で見た時に100万円超の割合が30%超えていますが、件数は少なくても借入額が大きいので残高で見ると割合が多くなるのは当然ですね。

消費者金融は50万円超の借入限度額にする際に収入証明書の提出が必要になるため、契約時の初回限度額は50万円以下になることが多いです。

利用実績を作り限度額を増額することができます。私もプロミスは限度額を増額して使っています。

借入利率について

利用者が多いのは、「年率10.0%超15.0%以下」や「年率15.0%超18.0%以下」です。

法律上、100万円以上の貸付に対する上限金利が年15.0%で、10万円以上100万円未満の貸付に対する上限金利が年18.0%なので、必然的にこのゾーンが多くなります。

借入限度額や利用実績などにより金利は下がっていくので、10.0%以下の金利で借りている人も一定数います。

しかし、消費者金融から借りている人の多くが、年率15.0%以上です。消費者金融から低金利で借りるのは難しいです。

改正貸金業法施行後、カードローンの上限金利は年率20%となりました。それ以前はグレーゾーン金利と呼ばれる出資法の上限金利だった29.2%までの貸付も行われていました。

現在は大手消費者金融の上限金利は年18.0%以下に設定されています。プロミスでは上限金利が年17.8%なので少しお得に借りられます。

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※審査結果によっては電話による在籍確認あり
※申込時間や審査により希望に添えない場合あり

この記事の著者(専門家)

株式会社アルビノ代表取締役。ファイナンシャルプランナー。埼玉県飯能市出身、1978年12月25日生。趣味は登山。Webライター歴23年。カードローン利用歴16年。現在は消費者金融3社、銀行カードローン3社の契約あり。
個人で自動車ローンや住宅ローンを利用したことがあり、起業してからは法人で銀行融資や日本政策金融公庫の一般貸付、マル経融資で借りた経験があります。
FP技能士、宅地建物取引士、日商簿記検定、証券外務員の資格を保有。

運営者情報

会社名 株式会社アルビノ
代表者 竹内潤平
住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6階
電話番号 03-6914-6178
※電話対応はしていません。
お問合せ メールフォーム
設立 2014年10月20日
資本金 1000万円
事業内容 Webマーケティング支援
ライフプラン・コンサルティング
メディア運営
主要取引銀行 三菱UFJ銀行
住信SBIネット銀行
法人番号 7011101071501
本社所在地 〒176-0012
東京都練馬区豊玉北4-4-5
インボイス登録番号 T7011101071501

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