山形県新庄市は、東北地方の中心部に位置し、四方を山に囲まれた盆地で、夏と冬の寒暖差が大きく、豪雪地帯に指定されています。雪深い地域の冬場にできる手仕事として、高い技術力の工芸品や民芸品が受け継がれています。

毎年8月24~26日の3日間を通して開催される新庄まつりは、ユネスコ無形文化遺産にも登録され、人口約3.5万人の街に来場者が約50万人も訪れる夏のビックイベントです。

新庄市は、はえぬき、つや姫などのお米、山形牛、さくらんぼ鶏の精肉、紅あずま、干しきくらげの農産物など、質の高い特産品が数多くありますが、他にも自慢の加工品があります。

おいしい山形プラザに行ってきました

新庄市の特産品を探しに「おいしい山形プラザ」へ行って来ました。おいしい山形プラザは、銀座1丁目にある山形県のアンテナショップです。

店先には、産直野菜がずらりと並んでいます。

アンテナショップには旬ではないせいか見当たりませんでしたが、新庄市では、畑なすや最上赤にんにくなど、古くから栽培されている最上伝承野菜にも力を入れています。

店内は、それほど広くありませんが、豊富な品揃えです。

山形県は、日照時間や気候の寒暖差、肥沃な土壌など、稲作に最適な条件が備わっていることから米作りが盛んです。

新庄市も、おいしい米を作る条件に適した条件が備わっており、新庄盆地で作られる「はえぬき」や「つや姫」は、全国的にも高い評価を得ています。

アンテナショップには珍しい量り売りコーナーがあります。黒米やもち米、プリンセスサリーの米類、干しシイタケや干しきくらげ、青大豆の乾物、サクラパスタや雪結晶パスタなど、様々な山形食材を欲しい分だけ購入できます。

JA新庄市女性部が製造する赤紫蘇濃縮エキスは、加糖と無糖の2種類が販売されていました。濃縮タイプなので、炭酸や水割りなど、お好みで3~4倍に薄めていただきます。

令和4酒造年度の全国新酒鑑評会では、山形県から金賞を受賞した銘柄が20点もあり、都道府県別の金賞受賞数で日本一に輝いています。

有限会社奥山洋酒店が取り扱っている株式会社小屋酒造の「花羽陽(はなうよう) 」も、平成29酒造年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞した銘酒です。

新庄市の特産品(おみやげ)

山形県のアンテナショップで購入した新庄市の商品をご紹介します。

黒豆茶~㈲佐藤製餡所~

ままけは黒豆茶:230円

ままけは黒豆茶の「ままけは」とは、「飯喰は」と書き、山形弁で「ごはんですよ」という意味です。

ままけは黒豆茶は、餡や煮豆を製造する有限会社佐藤製餡所の製品です。昔懐かしいポリ茶瓶タイプの入れ物に入ったお茶ですが、中身は緑茶ではなく黒豆が入っています。フタを開けると、黒豆のいい香りがします。

ポリ茶瓶の中には、黒豆茶パックが入っていて、お湯を注いで2分待つとできあがります。フタがコップ代わりになるので、ペットボトルのようにラッパ飲みではなく、フタに注いでからいただきます。

黒豆茶を初めて飲みましたが、豆の香ばしさと、きな粉のような優しい旨味で、ゴクゴクと飲めるおいしさです。

再度、黒豆エキスを抽出できるか気になったので、試しにもう一度お湯を注いで4分程待ってみました。

写真の向かって左が1回目で、右が2回目です。2回目は、倍の時間をかけて抽出していますが、若干、色が薄く、風味も落ちますが、問題なくおいしくいただけます。

ちなみに3回目は、時間を計らずにしばらく放置すると、お湯も色付き豆の風味もしましたが、緑茶でいうと、出がらしで入れたお茶のような感じでした。

飲み干したあとの柔らかくなった黒豆は、そのまま食べると素朴な豆の味わいです。

私が気に入っている出汁が含まれた調味塩を振ると、笑っちゃうくらいおいしいお茶請けになりました。元々の豆がおいしいので、いろいろと試して、自分好みの味を探してみてはいかがでしょうか。

こんなに飲みやすくて、体にも良くて、豆まで食べられる良いことだらけのお茶なら、黒豆がたくさん入った「佐藤あんこやの黒豆茶」を購入すればよかったです。黒豆茶を淹れた後の黒豆は、豆ご飯やサラダなどの料理にも加えることができるそうです。

アンテナショップの人からは、こちらの袋入りをおすすめされたのですが、食べたことがない品物だったので、同じメーカーで少量のポットタイプを選んでしまいました。

最上うまい納豆~合資会社篠原商店~

うまい納豆(秘伝豆):432円
うまい納豆(大粒 ):324円

うまい納豆を作っている合資会社篠原商店は、全国納豆鑑評会では最優秀賞を受賞したこともあり、奥羽山脈神室山水系の地下水を使用した手作りにこだわる納豆メーカーです。

アンテナショップには、うまい納豆の小粒と大粒、秘伝豆の3種類が置いてありました。店員さんの話では、人気が高いのは秘伝豆だそうです。私は、秘伝豆と大粒の2種類を購入しました。

うまい納豆は、使いやすい50gの小分けパックの3個セットで、特選のたれとカラシが付いています。丸くて深みのあるプラスチック容器は、しっかりした素材なので、強めに混ぜても安心です。

いつも私がスーパーで買う小粒納豆よりも大きなサイズのうまい納豆大粒は、国産大豆を100%使用した納豆です。大粒よりさらに大きな粒の納豆は、青大豆の秘伝豆を使用しています。

大粒で食べ応えのある秘伝豆は、納豆の匂いがしますが、醗酵臭はそれほど強くなく、昔ながらの納豆らしい納豆です。

最近の納豆は、納豆風味が抑えられて、様々なフレーバーなどでタレが前面に出るものも多いですが、うまい納豆は、強い粘りがあり、醗酵した大豆の旨味が楽しめる納豆です。

食べ応えがある大豆は、柔らかすぎず固すぎない絶妙な食感で、付属のたれも、納豆を邪魔しないすっきりした味で、納豆の味を引き立てます。

秘伝豆も大粒も、それぞれに豆の違いがありおいしかったので、小粒も買ってくれば良かったと後悔しています。

金の鶏中華~㈱新旬屋~

金の鶏中華(乾麺):756円

金の鶏中華は、2008年創業の新旬屋本店のラーメンを自宅で食べられる嬉しい商品です。新旬屋本店は、朝は煮干し、昼は鶏、夜は豚と、別々の三暖簾制で営業している人気店です。

看板メニューのひとつ鶏中華は、東京ラーメンショーで最優秀賞を受賞したこともある銘品で、アンテナショップには、自宅でも味わえる乾麺タイプが販売されていました。

金の鶏中華の袋を開けると、2食分のこだわり乾麺とスープが入っています。

作り方は簡単で、沸騰したお湯で乾麺を6分茹でてから、お湯300mlを加えたスープの器に、茹で上がった麺を入れて完成です。

新旬屋本店では、具材に鶏肉や卵巣のきんかん、ねぎ、ナルトをトッピングしますが、私はきんかんが用意できなかったので、代わりにうずらの玉子で見た目だけマネしてみました。

鶏が凝縮されている鶏油が効いたスープは、濃厚なのに臭みが全くない旨味だけが抽出された絶品スープです。スープを飲むたびに、唇がプルプルになる気がします。

スープがおいしいのは間違いないですが、同じくらい感動するのが全粒粉のストレート麺です。袋に載っている写真は、モチモチそうなちぢれ麺ですが、実際はツルツルなストレート麺で、想像とは違いましたが、乾麺のレベルを超えたコシのあるおいしい麺です。

金の鶏中華は、お土産としても喜ばれること間違いなしです。

新庄市のふるさと納税の返礼品

新庄市のふるさと納税で貰える返礼品をご紹介します。

新庄市の人気返礼品

ふるさとチョイス

ふるさとチョイス

ふるさとチョイス

ふるさとチョイス

新庄市のふるさと納税は、以下のサイトから申し込めます。

新庄市のふるさと納税を申込む
ふるさとチョイス さとふる
ふるなび 楽天ふるさと納税
セゾンのふるさと納税 auPAYふるさと納税
ANAのふるさと納税 JREMALLふうるさと納税