十日町市は、新潟の南に位置し、雪国の暮らしを通じて育まれてきた文化や伝統は、日本遺産にも認定されています。

3年に一度開かれる「大地の芸術祭」は、十日町を含む越後妻有地域で、地域おこしの先駆けにもなった人気イベントです。イベント期間終了後も、観光名所として多彩なアートを楽しむことができます。

日帰り旅行で、十日町市の清津峡渓谷トンネルや、道の駅クロステンへ行ってきました。そのときに買ってきた十日町市の特産品や、ふるさと納税の返礼品をご紹介します。

清津峡渓谷トンネル

大渓谷の清津峡は、日本三大渓谷のひとつに数えられ、国の天然記念物にも指定されています。

清津峡にある渓谷トンネルは、雄大な自然と一体になって作り出されるアート空間が、画面映えすると話題の人気スポットです。

清津峡渓谷トンネルは、全長約750mで往復1.5kmの道のりです。トンネルは下記の入坑料がかかります。繁忙期は、時間指定の予約制になることもあるので、訪れる前に確認しましょう。

個人 入坑料
大人 1,000円
子供(小中学生) 400円
未就学児 無料

私が行った11月は、外よりもトンネル内の方が寒かったので、普段よりも温かい格好が正解です。

トンネル終点のパノラマステーションは、渓谷の水の冷たさを足で感じて、風景と一体になれる幻想的な「ライトケープ(光の洞窟)」があります。ライトケープは、浅い水を張って鏡面反射を利用した空間なので、寒い時期は、厚底靴や替えの履物を用意することをおすすめします。

エントランス施設ペリスコープ

トンネル入口の手前にあるエントランス施設「ペリスコープ(潜望鏡)」は、1階に売店とカフェ、2階に無料の足湯があります。

1階で靴を脱いで2階へ上がると、ドーム状の空間に硫黄の香りが漂う足湯が現れます。足湯は、落ち着いた雰囲気で、少し温めなので、居心地がいいです。しばらく足を浸していたせいか、肌質がキュキュッとしてきました。

アスターパウンドケーキ:200円
なごみパイ:各種210円
ジンジャーエール:200円

売店で購入したアスターパウンドケーキとなごみパイは、ワークセンターなごみが運営する「菓子工房やわらぎ」の製品です。残念ながら、人気の大豆焼かりんとうを、買い忘れてしまいました。

地元のかぼちゃを使ったかぼちゃパイは、サクサクのパイ生地と素朴なかぼちゃ餡のバランスが良い、お土産にも最適な日持ちするお菓子です。

清津峡渓谷トンネル

道の駅 クロステン十日町

道の駅クロステン十日町は、おみやげ館やつまり食堂などが入った施設で、隣には、越後妻有交流館キナーレがあります。越後妻有交流館キナーレとは、大地の芸術祭でおなじみの「越後妻有里山現代美術館」や日帰り温泉「明石の湯」がある複合施設のことです。

越後妻有おみやげ館

おみやげ館に入るとまず目に飛び込んでくるのが、ギネスブックに登録された「世界最多の手作り詰め物人形展示物」のつるし雛です。

おみやげ館の広い店内は、豊富な品ぞろえで、私が伺ったときは、お歳暮商戦が始まっていました。

十日町市と津南町の越後妻有ジュースセットは、妻有郷の人気ギフトです。さるなしジュースに使用されている「さるなし」は、キウイフルーツの原種で、栄養価が高い果物です。十日町市は、日本一の栽培本数を誇っています。

創業100年以上の松乃井酒造場は、十日町を代表する地酒メーカーで、大型の仕込みではできない小さな蔵元ならではの手作業で美酒を生み出しています。道の駅には、数多くの銘酒「松乃井」が揃っていました。

妻有そばは、そばを打つときのつなぎにふのりを使った海藻が練り込まれたそばです。ふのりそばを、木を剥いだ板の器の「へぎ」に一口大ずつ盛る「へぎそば」は、魚沼地方の名物です。

魚沼地域の中心地にある十日町市は、信濃川の肥沃な土地や日照時間など、魚沼コシヒカリを作り出すのに最適な自然環境が整っています。

ソフトクリーム:360円
はちみつソフト:400円

おみやげ館には、小さなイートインスペースがあります。ソフトクリームに十日町産はちみをトッピングすると、濃厚で生キャラメルのような食感が味わえるのでおすすめです。

和の小函

おみやげ館から案内所を挟んだ向かいには、和装工芸品のお店が入っています。その中のひとつ「和の小函」は、十日町に関する楽しい商品を扱っています。

着る山菜は、リアルな山菜柄がプリントされたグッズです。ハイクオリティな素材とセンスのあるデザインは、素朴で可愛いらしい印象です。

十日町の着物製造で培われた織りと染めの技で制作されたネクタイは、確かな品質の高級麻織物です。ネクタイをよく見てみると、笹山遺跡から出土した火焔型土器のデザインが、幾何学模様のように違和感なく馴染んでいます。

道の駅で購入した特産品をご紹介します。

妻有ポーク~㈲ファームランド木落~

妻有ポーク(みそ漬):590円

妻有ポークは、子豚期から無農薬飼料で安全に配慮されて育てられたブランド豚です。

冷凍コーナーには、ファームランド木落が加工した妻有ポークのみそ漬や酒粕漬、ワイン漬、塩麴漬など、様々な製品が並んでいます。私は、その中からみそ漬けを選びました。

解凍してから、みそは落とさずに弱火のフライパンで両面を焼きます。

みそ漬けは、肉の味を邪魔しない丁度いい加減のみそ味でおいしいです。長くみそタレに漬けられた豚肉は、固くなりがちですが、妻有ポークの肉質は、きめ細かくて柔らかいのに適度な弾力があります。

一般的な豚肉よりも低い融点で溶ける脂身が特徴的で、脂身部分が甘くて口の中でさらっと溶けます。

地のみそ豆~惣菜屋ももたろう~

地のみそ豆:325円

惣菜屋ももたろうの「国産大豆のみそ豆」は、『お弁当・お惣菜大賞2023』の惣菜部門(専門店・CVS 他)で最優秀賞を獲得しています。1988年創業の惣菜屋ももたろうは、保存料や添加物を使用しない手作りの味を提供しています。

学校給食の大豆じゃこの甘辛しょうゆ味をみそに変えた感じかなと想像して、購入したのですが、全くの別物でした。イメージしたものとは全然違いましたが、カリカリの軽い食感と懐かしい甘辛みそ味で、後引くおいしさです。

つぼんこ~㈱木村屋~

つぼんこは、25年程前に生まれたお菓子処木村屋の看板商品です。お菓子処木村屋は、創業1923年からの「明石饅頭」や米粉入りの「フリアン」、孤独のグルメで紹介された「あささささ」など、多くの人気商品があります。

つぼんこは、パリパリのパイ生地の中に黄身餡と栗が丸々1粒入った贅沢なお菓子です。

着る山菜~サンタ・クリエイト~

みょうがパーカー:4,900円

サンタ・クリエイトが作る「着る山菜」は、世界で唯一の山菜柄グッズです。着る山菜シリーズは、こごめやうど、ふきのとうなどの多彩な柄と、黒や白、グレーなどカラーバリエーションも多くあります。

私は、みょうがパーカーかふきのとうTシャツを探しに来ました。みょうがパーカーは人気で、入荷されてもすぐに売れてしまうそうで、私が訪れたときは、最後の1枚でした。ふきのとうTシャツも置いてあり、予想通り可愛かったのですが、今回はみょうがにしました。

清津峡峡谷トンネルのエントランス にも、「着る山菜」が販売されていました。こちらにはピンク系のメルロー色もありました。

道の駅 クロステン十日町

直志庵さがの

直志庵さがのは、へぎそばと京風うどんが二枚看板の十日町市を代表するお店です。

ゆったりとくつろげる座敷の個室なので、子供連れでも安心して利用できます。

へぎそばランチ(天丼) :1,595円
へぎそばランチ(上天丼):1,815円
へぎそばランチ(かつ丼):1,870円
かつ丼 :1,760円

私が訪れた平日の昼間は、へぎそばと丼のお得なランチメニューがありました。

へぎそばは、つるっとしたなめらかな舌触りで、うどんのような弾力ある歯ごたえです。薬味として、すりつぶしたゴマとねぎの他に、和からしが付いているのが意外でした。つけ汁は、本格枯れ節と焼きアゴを使用した特製つゆで、とてもおいしく私好みの味です。

食べ終わる頃に、そば湯が運ばれてきました。そばの実が入った器に注ぐそば湯は、サラッとしたさっぱりタイプです。

直志庵さがの
  • 直志庵さがの
  • 【住所】十日町市伊達甲1047-11
  • 【公式サイト】https://r763400.gorp.jp/

十日町市のふるさと納税の返礼品

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